インプラントとは?

虫歯や歯周病で歯を失ってしまった所に人工の歯根を埋め入れ、そこに人工の歯を被せることで、天然歯とほとんど同じ状態まで、噛む力を回復させる治療法です。

インプラントは、硬いものを食べたときの違和感や痛み、入れ歯を装着しているときの異物感や話しにくさに悩まされることはありません。
硬いものがしっかりと噛め、話すときも発音しやすく、見た目も天然の歯とほとんど変わりません。

「手術が恐い」というイメージを持つ方も多くいらっしゃいます。確かに、「手術」と聞くと、恐いイメージを持ちます。
そのお気持ちはよく分かりますが、手術に伴う痛みは親知らずを抜いたときと同じ程度だと考えてください。

患者様の状態や治療範囲によって個人差がありますが、麻酔をしてだいたい1~2時間で手術は終わります。手術後の腫れについても2~3日経てばほとんどの方が治まるようです。

インプラント手術の手順

カウンセリング

患者様のお悩みに丁寧にお答えします。

精密検査

レントゲン撮影、CT撮影をします。 歯科用レントゲンやCTは、一般的な全身の物よりはるかに放射線量が少なく安全ですのでご安心してお受けください。

治療計画を立てる

インプラント治療を行うにあたっては、治療後の状態も見据えた治療計画を立てる必要があります。

患者様の歯や顎の状態を詳細に診査・診断し、十分なカウンセリングをもとに、それぞれの患者様に適した治療方法をご提案させていただきます。

インプラント治療のメリットだけでなく、デメリットもきちんとご説明致します。不安や疑問に思うことがございましたら、お気軽にお伝えください。

手術

歯の根の代わりとなる人工の歯根(「フィクスチャー」ともいいます)を顎の骨に埋め入れる手術を行います。

埋め入れるのに必要な骨の厚みが足りない場合は、骨の厚みを増やす補助手術も行うこともあります。
埋め入れた人工の歯根が骨としっかり結合するまで治癒期間を設けます。

患者様によって個人差はありますが、およそ3ヵ月~6ヵ月の期間が必要となります。

小林歯科医院では、骨と結合する能力が低下しているインプラントを回復させる方法として、米国UCLA小川教授らのグループより開発された光機能化技術を使用しております。

補綴物の装着

人工の歯根と骨との結合具合を確認し、上部構造の調整を行います。その後、最終的に取り付ける上部構造を設置します。

メンテナンス

一連のインプラント手術が終わった後は、3ヶ月~半年に1回のメンテナンスを行っていきます。
手術が終わった時点ですべてのインプラント治療は終わりだと思われがちですが、そうではありません。

インプラントを入れたからといって、今後何も問題が起きないというわけではないのです。

ご自分の健康な歯と同様に、インプラントは長く付き合っていくものですから、「毎日のケア」と「定期的なメンテナンス」がとても重要なのです。

歯を失う原因

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 歯根の障害
  • 外傷
  • 過度の摩耗
  • 先天性欠如

インプラント治療の
メリットとデメリット

  • メリット

    ・審美性に優れる
    ・隣接歯を保存できる
    ・インプラント埋入部分の骨吸収が止まり、入れ歯と異なり若々しい表情が保てる
    ・天然歯と同じ強さで噛める

  • デメリット

    ・自費治療なのでコストの問題
    ・コントロール不良の糖尿病、癌、顎への放射線、喫煙、アルコール依存症、または重度の歯周(歯肉)疾患などの方はインプラントが骨に結合するかどうかに影響を与えます。

歯科用CTについて

歯科用CTスキャンの重要性

インプラント治療にはCTスキャンでの撮影が重要な鍵となります。 始めに、CTスキャンした患者様のお口の中のデータを専用の3Dソフトで作成し、コンピュータ上でインプラント治療のシミュレーションを行います。

CTスキャンによって、埋入する部位の骨の状態(質、厚み、高さなど)や血管の位置などレントゲンでは診断するのが難しかった情報が術前に確認できるので治療計画の正確性が格段に上がります。

診断も即日に行えるのでよりスピーディーに安全・安心な治療が可能です。 その他、矯正治療、歯周病治療、親知らずの抜歯など様々な用途に使えます。

医科用CTと歯科用CTの違い

歯科用CTと医科用CTとの大きな違いは、撮影方法です。
歯科用CTはコーンビーム方式といって円錐状のビームを該当箇所のみに照射します。よって医科のファンビーム方式と違い被爆線量が医科の1/10と低いのも大きな違いです。

歯科用CTは座ったまま撮影出来るので小さいスペースにも設置でき、撮影時間も短く約10秒程で済みます。

開業医でもCTスキャンを導入する医院が増えてきています

以前は総合病院や大規模医院でしかCTスキャンを導入していませんでしたが、現在ではその重要性から開業医でもCTスキャンを導入される医院が多くなりました。

とはいえ高額ですのでインプラント治療や最先端医療を熱心にされている医院が、患者様のリスクを限界まで少なくしたいと考え導入している傾向にあります。

人工歯でもメンテナンスが重要!

インプラントも天然歯と同じようにメンテナンスが長持ちの”鍵”です!

ブラッシングや細菌のバイオフィルムをコントロールするためにデンタルフロスを含め、毎日の口腔ケアを習慣化することが重要です。

定期健診で経過観察することも重要です。 歯科医師は骨の状態やインプラント体が機能している事を確認する責任があります。

短時間で撮影が可能

従来のカメラに比べ撮影時間スピードがアップ!
iTeroの導入で短期間での撮影が可能となったことにより、患者さんの負担が大幅に少なくなり、インビザライン矯正治療が開始されるまでの期間が半分以上短縮されます。

インプラントのお手入れ

インプラントも天然の歯と同様にお手入れを怠ると歯周病になります。
日々の歯周病予防がインプラントを長持ちさせる秘訣です。

インプラントのお手入れ方法

  • 柔らかいブラシを使う
  • 歯間ブラシを使う
  • 殺菌作用のあるうがい薬を使う

光機能化: セラビームRアフィニー(ウシオ電機社製)

インプラント治療成功の鍵! あなたのインプラントは最高の性能で使われていますか?

インプラント治療の成功のためには、インプラントと植えられた骨とが強固に接着することが必要です。
しかし、インプラント表面の骨と接着する能力は、インプラントが製造されてからの時間の経過に伴って低下していることが米国UCLA小川隆広教授らのグループによって明らかにされました。

工場で製造された新鮮なインプラントを手にすることは不可能です。
すなわち、現在のインプラントは本来の持っている能力が最高の状態ではないのです。このことをチタンのエイジング現象といいます。

また、もう一つの懸念は、インプラントには製造年月日の記載がなく、どの程度のエイジングが進行しているかを知る手がかりはありません。故に患者さん毎によって同じ種類のインプラントであったとしても性能の異なった状態で使われているのです。

あなたのインプラントは最高の性能で使われていますか?
骨と結合する能力が低下している(エイジングしている)インプラントを回復させる方法として米国UCLA小川教授らのグループより開発されました。

これが光機能化技術です。本来持っているインプラントの能力を最高の状態に引き上げることが出来ます。

結果として、インプラントと骨との接着力を3倍以上増加させることがわかっています。
この技術の最大の特徴は、チタン製のインプラントであれば、ほとんど全ての種類のインプラントに有効であるということです。この技術により、患者様間での性能の格差は無くなり、常に最高の状態でインプラント治療を受けることが出来ます。

当研究会で検証し、この光機能化の条件を満たすことを確認している機器はセラビームRアフィニー(ウシオ電機社製)のみです。
この機器は当研究会の推奨機器となっています。