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01. 根管内部を空にする
根管治療では歯髄を神経ごと取り除くことで根管の内部を空にします。
この時、神経がまだ残っている状態なら麻酔は不可欠となります。
過去の治療においてすでに神経を除去した歯なら詰め物や被せ物を取り外し、
完全に内部に詰めた薬も取り去ります。 -
02. 根管内部のクリーニング
根管内部をクリーニングしますが、根管は非常に治療領域が細かく、
また構造が複雑な場合があります。
そのためクリーニングでは、
『ファイル』や『リーマー』という専門の機器を利用していきます。 -
03. 根管を消毒する
根管内部の消毒をクリーニングの終了後に薬を用いて行います。
症状が治まるまで何度か行うことがあります。 -
04. 根管に薬を詰める
薬を根管内部に詰めていきますが、隙間なく埋めていくことがここでは大切です。
隙間がここでできてしまうと再びそこに細菌が入り込み、
症状が再発する危険性を高めてしまいます。